2026年、シルク・ホースクラブの特別新規入会に当選しました。
念願だったシルクへの入会ですが、喜んだのも束の間。募集馬カタログ、馬体写真、動画、測尺、血統、価格、厩舎、そして非公式の人気動向まで見始めると、候補が増えたり減ったりの繰り返しです。
新規会員には過去3世代の出資実績がありません。人気馬を一般枠で取るのは簡単ではないため、「一番欲しい馬に抽選時優先制度を使い、一般枠では能力と当選可能性のバランスを取る」という方針で6頭に申し込みました。
抽選時優先馬は59番ステップオブダンスの25。一般申込みは12番リンフォルツァンドの25、16番ルーツドールの25、37番メリーウィドウの25、61番メジロマリアンの25、64番ローズウィスパーの25です。
本記事では、シルク新規会員1年目の筆者が、この6頭を選んだ理由と気になる点を率直にまとめます。
※本記事は2026年度1歳馬募集に対する「申込内容」です。執筆時点では抽選前であり、出資は確定していません。人気情報は非公式データを含むため、最終的な申込数や当選確率とは異なる可能性があります。
目次
今回、特に重視したのは次の5点です。
1. 馬体:体高、胸囲、管囲、馬体重のバランス
2. 血統:クラシックへの夢、またはダート上級条件まで進める裏付け
3. 価格:血統や母の産駒実績に対して割高ではないか
4. 厩舎:育成後の使い方や起用騎手を含め、納得して応援できるか
5. 人気:実績ゼロの新規会員にも当選の余地があるか
測尺は大きければ無条件で良いわけではありません。体重に対して胸囲や管囲が足りているか、遅生まれなら今後の成長を見込めるか、血統上の適性と馬体が合っているかをセットで判断しました。
また、シルクの1次募集では、500口以上の申込みがあった馬は出資実績枠300口と抽選枠200口で出資者が決まります。新規会員の自分にとっては、1頭だけ指定できる抽選時優先馬の使い方が非常に重要です。
| No.・募集馬 | 父・性別 | 厩舎 | 一口・区分 |
| No.12 リンフォルツァンドの25 | 父:エピファネイア 牝 | 木村哲也 | 10万円 一般 |
| No.16 ルーツドールの25 | 父:ドレフォン 牡 | 奥村武 | 8万円 一般 |
| No.37 メリーウィドウの25 | 父:マインドユアビスケッツ 牡 | 浅利英明 | 8万円 一般 |
| No.59 ステップオブダンスの25 | 父:ドレフォン 牡 | 寺島良 | 8万円 抽選時優先 |
| No.61 メジロマリアンの25 | 父:ドレフォン 牝 | 中村直也 | 6万円 一般 |
| No.64 ローズウィスパーの25 | 父:モーリス 牡 | 池添学 | 9万円 一般 |
6頭すべて1口で、全頭当選した場合の出資金は合計49万円です。ただし、人気上位候補も含まれているため、現実的には2~3頭の当選を想定しています。
• 父:ドレフォン
• 母父:ゴールドアリュール
• 牡馬/2025年2月21日生
• 寺島良厩舎予定
• 総額4,000万円/一口8万円
• 測尺:体高158.0cm、胸囲184.0cm、管囲21.3cm、馬体重494kg
今回の抽選時優先馬です。
最大の魅力は、494kgの馬体に胸囲184.0cm、管囲21.3cmという非常に安心感のあるサイズ。父ドレフォン、母父ゴールドアリュール、母ステップオブダンスはNAR3歳最優秀牝馬という配合で、ダートの大物候補として期待しました。
母の産駒は、出走済みの兄姉がいずれも勝ち上がっています。全兄ソニックステップは中央2勝。血統だけでなく、同じ配合ですでに結果が出ている点は大きな材料です。
募集当初は中位人気の狙い目に見えましたが、非公式の検討数では短期間で急上昇しました。一般枠では厳しい可能性が高いため、最も欲しい馬として抽優を使います。
気になる点
人気急上昇により、抽優を使用しても落選する可能性があります。また、芝もこなせそうな柔らかさが評価されていますが、基本線はダートと考えています。クラシックというより、ダート重賞路線への夢を託す一頭です。
• 父:エピファネイア
• 母父:ディープインパクト
• 牝馬/2025年4月30日生
• 木村哲也厩舎予定
• 総額5,000万円/一口10万円
• 測尺:体高158.5cm、胸囲172.5cm、管囲19.6cm、馬体重438kg
牝馬クラシックへの夢を託した一般申込みです。
エピファネイア×ディープインパクトという王道配合で、祖母リッスンの牝系にはローズS勝ち馬タッチングスピーチ、菊花賞2着サトノルークス、ホープフルS3着キングズレインなどが並びます。母の初仔ショウナンハウルも中央2勝を挙げています。
4月30日という遅生まれながら体高158.5cm、馬体重438kg。胸囲172.5cmは今後の成長待ちですが、完成したときの中長距離適性を想像したくなる体型です。木村哲也厩舎という点も含め、今回の一般枠でクラシックを意識した本命です。
気になる点
遅生まれで、現時点ではまだ薄さを残しています。人気も上昇しているため、新規会員が一般枠で取れるかは微妙なところ。当たればラッキーという夢枠です。
• 父:ドレフォン
• 母父:ジャスタウェイ
• 牡馬/2025年2月14日生
• 奥村武厩舎予定
• 総額4,000万円/一口8万円
• 測尺:体高156.0cm、胸囲180.0cm、管囲20.7cm、馬体重489kg
馬体、価格、血統のバランスを評価した一頭です。
489kgの馬体に胸囲180.0cm、管囲20.7cm。数字だけを見ても、パワー型牡馬としてまとまりがあります。母ルーツドールは芝1600~1800mで2勝。祖母リュヌドールからは菊花賞と天皇賞・春を制したフィエールマンが出ています。
ドレフォン産駒らしいパワーが強く出ればダート、母系の持続力と柔らかさが出れば芝中距離も視野に入ります。どちらに転んでも潰しが利きそうな点を評価しました。
気になる点
本馬は母の第2仔で、兄姉から明確な繁殖実績がまだ出ていません。血統的な期待値は高い一方、母の産駒実績という意味では59番や61番より不確実です。
• 父:マインドユアビスケッツ
• 母父:ゴールドアリュール
• 牡馬/2025年4月1日生
• 浅利英明厩舎予定
• 総額4,000万円/一口8万円
• 測尺:体高156.0cm、胸囲178.0cm、管囲19.8cm、馬体重450kg
一般枠で狙うダートの期待値枠です。
母メリーウィドウは中央4勝。出走済みの産駒は、ジュディッタ4勝、ヴァランシエンヌ2勝、インテルメディオ1勝、ヴィリアリート3勝と、すべて中央で勝ち上がっています。
父マインドユアビスケッツ、母父ゴールドアリュールという配合からも、主戦場はダート中距離を想定。4月生まれで450kgなら、今後さらに厚みが増す余地もありそうです。
気になる点
浅利英明厩舎は新規開業で、運用実績をまだ判断しにくい点が最大の不確実性です。また、馬体に対して管囲19.8cmは十分な範囲ながら、今後急激に大型化する場合は脚元にも注意したいところです。
• 父:ドレフォン
• 母父:メジロベイリー
• 牝馬/2025年2月19日生
• 中村直也厩舎予定
• 総額3,000万円/一口6万円
• 測尺:体高158.5cm、胸囲182.5cm、管囲20.3cm、馬体重498kg
勝ち上がりと価格のバランスを重視した一頭です。
母メジロマリアンの出走産駒は、全頭が中央で勝ち上がっています。代表産駒カフジオクタゴンはレパードSを制覇。そのほかにも複数勝利馬が並び、母の繁殖能力には強い裏付けがあります。
本馬自身も498kg、胸囲182.5cmという牝馬離れしたサイズ。ドレフォン産駒で一口6万円なら、芝ダートを問わず勝ち上がりを狙えるコストパフォーマンス枠として魅力を感じました。
気になる点
大型牝馬であることは長所である一方、成長過程で体重が増えすぎないかは確認したいところ。クラシックの切れ味というより、パワーと持続力を活かすタイプを想定しています。
• 父:モーリス
• 母父:ワークフォース
• 牡馬/2025年3月1日生
• 池添学厩舎予定
• 総額4,500万円/一口9万円
• 測尺:体高153.5cm、胸囲174.0cm、管囲21.1cm、馬体重451kg
最後に追加した、芝の上振れ枠です。
半姉アロマデローサは中央3勝で、ききょうSを勝ち、阪神ジュベナイルフィリーズ4着。母系はローズバド、ローズキングダムなどにつながる実績豊富なローズ一族です。
451kgに対して管囲21.1cmと骨量があり、父モーリスのパワーを受け止められそうな点を評価しました。59番や37番とは違い、芝マイルから中距離での活躍を期待しています。
気になる点
体高153.5cm、胸囲174.0cmで、雄大なタイプではありません。モーリス産駒は成長と適性の振れ幅が大きく、本馬も完成時の姿を読み切りにくい面があります。また人気が上昇しており、一般枠での当選は簡単ではなさそうです。
42番クイーンブロッサムの25も最後まで候補でした。モーニン産駒の牡馬で一口5万円、491kgの大型馬。近親にはチュウワウィザードがおり、ダートの低価格候補として面白い存在です。
ただ、最終的には馬体と血統だけでなく、預託厩舎の運用イメージや普段の騎手起用まで含めて、自分が納得して応援できるかを重視しました。これは調教師や騎手の能力を一律に否定するものではなく、あくまで自分の出資方針との相性です。
当選しやすさだけを求めて候補に残すより、多少当選率が下がっても、芝でより大きな夢を見られる64番ローズウィスパーの25を追加しました。
今回は6頭すべて1口です。
シルクの1次募集では、同じ馬を複数口申し込んでも抽選確率は上がりません。2口申し込んだから当選確率が2倍になるわけではなく、当選した場合の出資金、維持費、保険料、賞金分配が口数に応じて増える仕組みです。
初年度は1頭への集中投資より、異なる父、厩舎、適性の馬に分散した方が、故障や未勝利のリスクを抑えながらシルクの育成と運用を幅広く経験できます。そのため、複数口ではなく「1頭1口で6頭申込み」を選びました。
今回の6頭は、すべてを確保するための申込みではありません。
• 59番:抽優を使って狙うダート本命
• 12番、64番:一般で当たれば大きい芝の夢枠
• 16番、61番:馬体と勝ち上がりを重視した中間層
• 37番:母の産駒実績を重視したダート中穴
理想は2~3頭。抽優59番に加えて、一般枠から1~2頭取れれば満足です。もちろん非公式人気と実申込みは一致しないため、1頭だけの可能性も、逆に4頭以上当たる可能性もあります。
全頭当選時は49万円になるため、その金額を支払えることを前提に申し込んでいます。抽選だからと申込数を増やしすぎず、全当選しても困らない上限を決めておくことは大切です。
まとめ:新規会員初年度はこの6頭で勝負
2026年度のシルク募集で申し込んだのは、次の6頭です。
6. 12番リンフォルツァンドの25
7. 16番ルーツドールの25
8. 37番メリーウィドウの25
9. 59番ステップオブダンスの25(抽優)
10. 61番メジロマリアンの25
11. 64番ローズウィスパーの25
クラシックへの夢も見たい。一方で、ダートで長く活躍する馬や、堅実に勝ち上がる馬にも出資したい。その両方を詰め込んだ、自分なりに納得できる6頭になりました。
あとは公式の申込状況と抽選結果を待つだけです。結果が出たら、当選馬と落選馬、抽優を使った結果についても改めて記事にしたいと思います。
参考資料
※預託予定厩舎、募集状況、馬体データ等は変更される場合があります。最新情報はシルク・ホースクラブ公式サイトをご確認ください。
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